ククログ

Apache ArrowとCMake - FetchContent

Apache Arrowの開発に参加している須藤です。現時点でapache/arrowのコミット数は1位です。私はRubyでデータ処理できるようになるといいなぁと思ってApache Arrowの開発に参加し始めました。同じような人が増えるといいなぁと思うので、最近の活動を紹介して仲間を増やそうと試みます。

今回はApache Arrow C++で使っているビルドツールCMakeFetchContentという機能を紹介します。

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Rundeck: サービスを再起動すると終了しないジョブが現れる

定期実行といえばcronの阿部です。

定期実行するときにみなさまはどのようなソフトウェアをご利用でしょうか? この記事はFLOSS1サポート業務でジョブ管理ツールのRundeckについて調査したのでその事例紹介です。

(本題と全く関係ないのですが、最近、systemdのtimerという機能でも定期実行できることを知りました。)

  1. "Free/Libre and Open Source Software"の頭文字から。自由ソフトウェアとオープンソースソフトウェアを包括的に表すときに使われる。 用語集 > FLOSS

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SQLで理解する!Groongaのドリルダウン入門

select max(_id) from table; なことをGroongaでしたい阿部です。

冒頭から余談です。 SQLは大文字で書く方がよくある書き方なんですが、小文字で書く派もそれなりいて私は小文字で書くのが好きです。 大文字で書くのがめんどくさいからです。ということで、本記事ではSQLは小文字で書きます。

閑話休題。

Groongaは集計もできます。 ただちょっとややこしいので、SQLで書くとこんな感じになりますよ、ということを示して世に多いであろうSQL好きにGroongaをPRするための記事です。

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PGroongaでGroongaのリソースを確認する(n_buffer_segmentsの値)

PostgreSQLのautovacuumと格闘中の阿部です。

(という出だしで始めましたが本記事ではPostgreSQLのautovacuumについては触れないので、興味があれば公式ドキュメントをご覧ください。)

今回はPGroongaからGroongaのリソースを確認する方法を紹介します。

PGroongaはインデックスとしてGroongaを使うPostgreSQLの拡張機能です。 PostgreSQLにてお手軽にゼロETLで全言語対応の超高速全文検索機能を使えるようになりますが、より専門的なチューニングなどをする場合は内部で利用しているGroongaの状況も確認する必要があります。

今回はその一例としてGroongaのn_buffer_segmentsの値を確認する方法を紹介します。

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Apache ArrowのCI - Crossbow

Apache Arrowの開発に参加している須藤です。現時点でapache/arrowのコミット数は1位です。私はRubyでデータ処理できるようになるといいなぁと思ってApache Arrowの開発に参加し始めました。同じような人が増えるといいなぁと思うので、最近の活動を紹介して仲間を増やそうと試みます。

今回はapache/arrowリポジトリーで使っているCIツール「Crossbow」を紹介します。

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どんなコメントを書くのか

13年前にリーダブルコードの解説を書いた須藤です。リーダブルコードにもコメントの話がありますが、本に書いているケース以外でもコメントを書くことがあるので紹介します。

ちなみに、私はできるだけコメントを書きたくない派ですが、そんな私でもコメントを書いておいた方がよいという場面があるのです。まぁ、レビューすることが増えちゃって、自分でコメントを書くというより、コメント書いておいて、と言うことの方が多いんですが。。。

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Apache Arrowのリポジトリー分割

Apache Arrowの開発に参加している須藤です。現時点でapache/arrowのコミット数は1位です。私はRubyでデータ処理できるようになるといいなぁと思ってApache Arrowの開発に参加し始めました。同じような人が増えるといいなぁと思うので、最近の活動を紹介して仲間を増やそうと試みます。

今回はapache/arrowリポジトリーでやっているリポジトリーの分割について紹介します。

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LTS版 Fluent Package v5.0.7をリリース

2025年5月16日にFluent PackageのLTSの最新版となるv5.0.7をリリースしました。

本リリースでは、パッケージでいくつかの改善が行われています。

本記事ではFluent Packageの変更内容について紹介します。

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PGConf.dev 2025に「COPY FORMATを拡張可能にするパッチ」用ポスターを提供した

PGConf.dev 2025が開催中だということをすっかり忘れていた須藤です。私はPGConf.dev 2025に参加していないのですが、1ヶ月ほど前に「ポスターセッションに参加しない?」とメールで連絡をもらったのでポスターデータだけ送っていたのでした。実際に使われたのかどうかはわかりませんが、せっかく作ったのでここに置いておきます。

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RubyKaigi 2025 - Close Encounters of the dRuby #rubykaigi

RubyKaigi 2025に参加して、dRubyに出会った児玉です。

この記事では、次の2つのことについて話します!

  • dRubyとの遭遇
  • RubyKaigi 2025で印象に残ったトーク

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