ククログ

LTS版 Fluent Package v5.0.7をリリース

2025年5月16日にFluent PackageのLTSの最新版となるv5.0.7をリリースしました。

本リリースでは、パッケージでいくつかの改善が行われています。

本記事ではFluent Packageの変更内容について紹介します。

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PGConf.dev 2025に「COPY FORMATを拡張可能にするパッチ」用ポスターを提供した

PGConf.dev 2025が開催中だということをすっかり忘れていた須藤です。私はPGConf.dev 2025に参加していないのですが、1ヶ月ほど前に「ポスターセッションに参加しない?」とメールで連絡をもらったのでポスターデータだけ送っていたのでした。実際に使われたのかどうかはわかりませんが、せっかく作ったのでここに置いておきます。

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RubyKaigi 2025 - Close Encounters of the dRuby #rubykaigi

RubyKaigi 2025に参加して、dRubyに出会った児玉です。

この記事では、次の2つのことについて話します!

  • dRubyとの遭遇
  • RubyKaigi 2025で印象に残ったトーク

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コード懇親会2025自慢大会を開催するよ! #rubykaigi #codeparty

RubyKaigi 2025アンドパッドさんが開催したコード懇親会をお手伝いした須藤です。2025年5月12日(月)(来週の月曜日)の夜にコード懇親会自慢大会を開催するので紹介します。まだ参加登録できるのでコード懇親会に参加した人もそうでない人も興味がある人は参加してね!

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Fluentdの日本コミュニティ向けのXアカウント開設のお知らせ

こんにちは。Fluentdの開発やメンテナンスに参加している藤田です。

Fluentd公式のブログでの情報発信やGitHubのIssuesでのやりとりなどは、主に英語を使用しています。

この度、もっと日本のユーザーの皆さんと直接繋がり、開発の現場からタイムリーな情報をお届けしたいと考え、日本コミュニティ向けのXアカウントを開設し、日本語での情報発信を始めることにしました!

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RubyKaigi 2025 - Goodbye fat gem 2025 #rubykaigi

RubyKaigi 2025Goodbye fat gem 2025というfat gemをやめない?という話をしてきた須藤です。

なお、クリアコードはシルバースポンサーとしてRubyKaigi 2025を応援しました。

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Thunderbird 136の起動時に「設定ファイルを正常に読み込めませんでした。システム管理者に問い合わせてください。」と言われる原因と対処の事例

FirefoxやThunderbirdには、古い集中管理の仕組みとしてMCD(Mission Control Desktop)という機能があります。 元々はシステム管理者が決めた設定値を各端末のソフトウェアに強制適用するための物でしたが、現在その役割はポリシー設定機能が担うようになってきており、この用途においてMCDは、ポリシー設定機能では制御できない部分を補うために使われる程度となっています。

このMCDの設定ファイルを使用している環境では、FirefoxやThunderbirdの更新後に、起動時に「設定ファイルを正常に読み込めませんでした。システム管理者に問い合わせてください。」というメッセージが表示されるようになることがあります。 最近も、Thunderbrird 136への更新でこの現象が起こるようになったとのご相談をお客様から頂きました。

詳しく調査したところ、Thunderbird 136において、確かに同様のトラブルが起こりやすくなるような変更があったことと、多くの場合はモジュールの読み込みを行っている箇所を修正するだけで問題を解消できることが分かりました。 本記事では、この問題の背景事情と回避方法をご紹介します。

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Apache Arrow東京ミートアップ2025を開催したよ!

Apache Arrowの開発に参加している須藤です。Apache Arrow東京ミートアップを6年ぶりに開催しました!

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nginxでフォワード先を制限する際に気をつけるべきこと

こんにちは。データ収集ツールFluentdやWebサーバーnginxなどのサポートサービスを担当している福田です。

この記事では、nginxでフォワード先を制限する際の注意点を紹介します。

nginxをフォワードプロキシとして使うケースを考えます。 その際、セキュリティー等の目的でフォワードする宛先を制限したい、ということがあります。 これは一見簡単な設定で実現できそうかもしれませんが、実は注意するべき点が多くあります。

例えば、Hostヘッダー偽装(Hostヘッダーフォージェリ)に対処するため、$http_hostではなく$hostを使う、という話は有名かもしれません。 しかし、$hostはポート番号を含まないため、ポート番号も含めてフォワードするには工夫が必要です。

このように宛先制限には注意点があります。 本記事ではそれらを解説します。

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Groonga用のMariaDBのutf8mb4_uca1400照合順序互換ノーマライザー

Mroongaの開発をしている須藤です。MroongaはMySQL/MariaDB/Percona Serverからいい感じにGroongaを使えるようにするストレージエンジンです。Groongaは全文検索エンジンなので、MySQL/MariaDB/Percona Serverだけで(ゼロETLで!っていうとナウいんでしょ!?)Elasticsearchとかなしにいい感じに高速高機能全文検索機能を実現できます。

そんなMroongaは10年くらい前からMariaDBにバンドルされています。MySQL・MariaDB作者のMontyさんがなんかの日本のイベントに来ていたときになんか話して「バンドルするか!」みたいな流れになったような気もするし、それとは別のところでなんやかんやしたような気もして、よく覚えていないのですが、バンドルされています。

なんだろう、思い出せないーと思ってインターネットを漁ってみたら、2014年のMyNA会で使った「MariaDBにバンドルされていないMroonga」になんか関連情報がありますね。歴史に興味がある人は眺めてみてね。

まぁ、そんなMroongaですが、MariaDBにバンドルされているMroongaの更新が大変で全然更新できていません。でも、それはまずいよねぇということでまた数年ぶりにチャレンジしています。で、今回はMroongaのコピーをMariaDBに入れるんじゃなくて、git submoduleでMroongaを入れようとしています。コピーだと、MariaDBが持っているMroongaの方にだけ最新MariaDBの対応が入って、本家のMroongaでは気づかずに「あれー新しいMariaDBでビルドできなくなってるー」みたいなことになるからです。

だいぶ前置きが長くなりましたが、MariaDBにバンドルするMroongaを更新するために、最新のMariaDBでも動くようにする作業をしています。

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