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milterとは「mail」と「filter」を組み合わせた言葉で、迷惑メール対策用のメールフィルタを指す用語です。スパムメールやウィルスメールの増加にともなって、世の中では様々なメールフィルタが開発されており、複数のmilterを組み合わせて使うこともできるようにもなっています。

milter managerはメールフィルタを管理するためのフリーソフトウェアです。milterの適用条件を柔軟に設定したり、Webインターフェイスで設定を管理したりといった便利な機能を備えています。

クリアコードでは、milter managerに関連する様々なサービスを展開しています。

提供サービス

クリアコードでは、milter managerの導入から運用までのサポート、またmilter manager本体および関連製品の開発を承っています。

導入支援	スパム対策・ウィルス対策を含めたmilter managerのインストール、設定を行います。価格は別途御見積りとなります。
運用支援	milter managerを利用する企業様、導入するSIer様からの問い合わせにお答えします。価格: 1時間あたり1万円
対策の見直し	迷惑メールの手法は日々変化しています。去年と同じ迷惑メール対策が現在も有効とは限りません。定期的に迷惑メール対策を見直し、必要であればその時点でより効果のある迷惑メール対策に更新します。価格: 別途御見積り
開発	milter managerに機能を追加したい、他のソフトウェアとの連携を強化したいといった開発のご要望に対応します。 milter managerをライブラリとして他のソフトウェアに組み込みたいといったご要望にも対応できます。新規にmilterを開発したい、既存のmilterを変更したいといった開発も承っています。価格: 別途御見積り

milter managerはメールフィルタを管理するためのプログラムで、SendmailやPostfixといったMTAと組み合わせて使うことができます。

製品としては次の特徴を持っています（以下の内容はPDF資料「製品紹介（PDF 1.12MB）」でもご覧いただけます）。

通常、複数のmilterを利用する場合には、登録されたmilterがすべてのメールに対して適用されます。このため、「特定のメールについて、特別なフィルタを適用したい」といった条件指定は、一般的な仕組みだと実現することが難しいものでした。

milter managerを使うことで、特定の条件に該当したメールに対してのみフィルタを適用させることができます。適用条件は、内蔵しているRubyインタプリタで判定するため、組織ごとのポリシーを反映したより柔軟な迷惑メール対策が可能です。

milterはそれぞれ独立にメールシステムに組み込むことができるため、milterを組み合わせることにより、組織ごとのポリシーを反映した迷惑メール対策を実現することができます。しかし、複数のmilterを組み合わせると、それぞれのmilterを組み込むための設定が面倒になるという問題があります。

milter managerはシステムにインストールされているmilterを自動検出するため、個々のmilterを登録する必要はありません。これにより、milterを組み込む手間が軽減され、milterを組み合わせる煩わしさなしにmilterを組み合わる利点を得られます。

また、登録されているmilterを必要なときに自動的に起動するため、複数のmilterを利用する際に面倒なmilterの死活管理の手間を軽減します。

各milterの適用条件の設定はWebブラウザから簡単に行うことができます。変更された適用条件は即座に反映されます。

迷惑メールは次々に新たな手法でやってきます。効率的に迷惑メール対策を行うには、その傾向を分析し、新たな対応策を検討することが重要です。 milter managerは、管理下のmilterの適用状況や適用結果をグラフ化する機能を持つため、データ活用が容易となっています。

milter managerはSendmail、Postfixに対応しているため、多くの環境で利用できます。