ククログ
Edge IEモードのサイトリスト設定の動作について
古いWeb業務システム(Webアプリケーション)には、旧バージョンのIEでないと正しく動作しないものが存在します。その対策として、Microsoft EdgeのIEモードでは、Enterprise Mode Site List(サイトリスト)の <compat-mode> によって、サイトごとにどのIE相当で動作させるかを指定できます。指定できる値は次の3系統です。
IE11/IE10/IE9/IE8/IE7/IE5: ドキュメントモード指定IE8Enterprise/IE7Enterprise: エンタープライズモードDefault: 指定なし
このうちエンタープライズモードについては、「ドキュメントモード指定より互換性が高い」という説明を各所で見かけます。 では、両者は具体的に何が違うのでしょうか。
違いの一つであるドキュメントモードの決まり方については、MicrosoftのFAQやフローチャートで詳しく解説されています。 しかし、サイトリストの指定によって変わるのはドキュメントモードだけではありません。
本記事では、ドキュメントモードに加えて「ActiveXコントロールから見たIEのバージョン」と「送信されるユーザーエージェント文字列」に注目し、サイトリストの指定ごとに何が変わり、何が変わらないのかを、実際に動作させて確認した結果を紹介します。
OSS Gate 10周年記念カンファレンス「OSS Gate Pass 2026」を開催したよ! #oss_gate
OSS Gateの立ち上げメンバーの一人の須藤です。2026年10月3日(土)にOSS Gate 10周年記念カンファレンスOSS Gate Pass 2026を東京のアンドパッドさんのオフィスで開催しました!私は初めて行ったのですが、すごく立派なオフィスでした。
撮影:尾籠盛さん、ライセンス:未設定(イベントレポートのためだけに利用可能)
うまく表現できないのですが、このイベントは終わってからなんか不思議な気持ちになりました。これまでの私が企画するイベントは、こんなコンセプトでこんな内容にしてこんな結果になるといいなぁというのを私が考えることが多かったです。今回もそういう感じで進めていましたが、OSS Gate 10周年記念カンファレンスの内容について悩んでいるで書いたとおり、ピンときていませんでした。その後、チャットでみんなに助けてもらって内容を調整したのですが、それでなんかいい感じの結果になりました。それで、なんかすごいなぁと思ったのです。ね、うまく表現できていないでしょ?
Thunderbird 153以降で作成した日本語のタグが保存されない問題の原因と回避方法
先日、当社でご提供しているThunderbirdの法人向け技術サポートサービスのお客さまより、「Thunderbird 153以降のバージョンでタグが保存されなくなった(タグが失われるようになった)」というトラブルのお問い合わせを頂きました。
そこで調査を行った結果、Bug 650623の修正で行われた変更が原因で、そのような現象が起こる可能性があることが分かりました。 当該タグが日本語などの非ASCII文字で6文字以上の長さで、メールサーバーがGmail以外のIMAPサーバーである場合、本件と同一の事象と考えられます。
本記事では、この現象が発生する背景を説明し、暫定的な回避方法をご紹介します。
Fluentd v1.19.4をリリース
2026年9月29日にFluentdの最新版となるv1.19.4をリリースしました。
v1.19系のメンテナンスリリースとなっており、fluent-package LTS版のv6.0.5に同梱してリリースしました。
本記事では、公式サイトで公開している情報を日本語で解説します。
LTS版 Fluent Package v6.0.5をリリース
2026年9月29日にLTS版 Fluent Package v6.0.5をリリースしました。
本記事では、Fluent Package v6.0.4の変更内容を紹介します。
全社的なメールアカウントの移行をThunderbirdアドオンで省力化する
「ThunderbirdでPOP3のメールサーバーを利用している状態1から、Microsoft 365のOutlookに乗り換える」といった移行シナリオでは、Thunderbirdに保存された古いメールをどうやって閲覧するかが課題となります。
最も簡単なのは「古いメールを保持した状態のThunderbirdを閲覧専用で残しておく」やり方ですが、この場合、古いメールを元に返信したり転送したりしようと思うと、その都度手作業でメールを新環境にコピーする必要が生じます。 新環境のメールアカウント2をThunderbirdに作成すれば、受信済みのメールをドラッグ&ドロップで新環境に持ち越せますが、手動操作には操作ミスの危険がありますし、ユーザーが手順をなかなか実施してくれない恐れもあります。
そこでこの度、このような問題を解決する簡易的なソリューションとして、メールサーバー間でのメールの移行処理(コピー処理)を自動化し、組織単位でのメールシステム移行を支援するThunderbirdアドオン「Migrate Messages Between Accounts」を作成しました。 本記事では、このアドオンを使ったメールアカウントの移行の仕方を解説します。
OSS Gate 10周年記念カンファレンスの内容について悩んでいる #oss_gate
OSS Gateの立ち上げメンバーの一人の須藤です。
OSS Gate 10周年記念カンファレンスを10月3日に開催するよ!でアナウンスした「OSS Gate Pass 2026」の開催日が近づいてきました。2026年10月3日(土)の13:30から、東京のアンドパッドさんのオフィスで開催します。
8月は忙しくてほとんど告知できませんでした(8月が忙しくなることはわかっていたのでこれは想定通り)が、9月に入ってもグダグダしてしまってあっという間に月末になってしまいました。当日の内容をまだ決めかねているのですが、このままだとまたグダグダしてしまいそうなので、ひとまず記録しておきます。なにか助けてくれそうな人はOSS Gateのチャットに来てください!
Embulkユーザーミートアップを開催しました! #Embulk
Embulkユーザーミートアップを企画した須藤です。2026-09-11(金)の夜にEmbulkユーザーミートアップを開催しました。会場はオプティムさんが提供してくれました!ありがとうございます!
開催の経緯はアナウンス記事をご覧ください。
当社開発の各種Webブラウザー用拡張機能のご紹介
当社ではGoogle Chrome用、Microsoft Edge用、Mozilla Firefox用(および、EメールクライアントのThunderbird用)拡張機能を多数開発・メンテナンスしています。 原則として開発した成果物のソースコードは公開しており、その多くはストアに掲載していますが、諸事情からストアには未掲載の物もあり、「具体的にどのような開発実績があるのか?」を知りたい方にとっては全体を把握しにくい状況にあるのは否めません。
そこで本記事では、現時点で各Webブラウザー製品にて使用可能な拡張機能を簡単な解説と共に列挙してみます。
コンテナイメージで検出された脆弱性をDebianのポイントリリースで修正してもらう方法
ソフトウェアの実行環境を分離できることから、コンテナイメージを利用すると便利なことが多々あります。 Linuxディストリビューションの配布するコンテナイメージをベースイメージとしてカスタマイズして 利用するというのもよくある利用形態の一つです。
昨今の多数の脆弱性報告にともない、利用しているコンテナイメージをスキャンするとそれらの脆弱性が大量に検出されるというのも珍しくなくなってきました。
今回はベースイメージとしてDebianのコンテナイメージを利用している際に検出された脆弱性を、Debian側で修正してもらうにはどうするのがよいのかを紹介します。