Mozilla

Firefox ESR91.2のリリースとFirefox ESR78のサポート終了について

来る11月2日に、Firefoxの法人向け長期サポート版であるFirefox ESR1の、1つ前のメジャーバージョンにあたる「Firefox ESR78」のサポートが終了します。

Firefox ESRは現在、ESR91とESR78の2つのバージョンが存在しており、10月5日には、それぞれのセキュリティアップデート版であるESR91.2とESR78.15がリリースされる見込みです。 このうちESR78.15はESR78の最終バージョンになる予定で、ESR91.2のリリースをもってESR78はサポートが終了する旨予告されており、以後はESR91への移行が強く推奨されています。

当社では、Firefox ESR78からESR91の間の変更点のレポートを公開しており、このレポート中では大きく分けて11点の変更を詳細に紹介しています。 この記事ではその中で特に、日本での法人利用に影響が出ると考えられるものを4点抜粋してご紹介します。

  1. Extended Support Release。通例、1年間のセキュリティアップデートが提供され、その間は機能的な変更は行われない。

もっと読む

FirefoxとWindowsのエンタープライズの証明書の読み込み順と有効期限の取り扱いの詳細

結城です。

Firefoxは、Windowsの証明書データベースからエンタープライズの証明書を自動的にインポートする機能を持っています。Firefox 52で機能が実装された当時の記事では、機能の概要と検証の方法を紹介しましたが、今回はさらに踏み込んで、Firefox(Nightly 94.0a1時点)の証明書周りの実装の詳細を、対応する実装箇所を示しながら紹介してみます。

もっと読む

Thunderbird 78から91の間の変更点の法人向けまとめ

結城です。

Thunderbird 91の正式版が太平洋標準時の2021年8月11日(日本時間では8月12日)にリリースされました(「窓の杜」のニュース記事)。過去のバージョンでは、FirefoxのESR版となるリリースが行われてから数週間ほどの間を置いてThunderbirdのメジャーリリースが行われる事が多かったのですが、今回はFirefox 91のリリースから間を置かず(翌日)のリリースとなっています。

現在Thunderbird 78を運用中の場合、今すぐThunderbird 91に更新されるということはありません。Thunderbird 78のセキュリティアップデートは、Firefox ESR78と同様に78.15.0まで提供され、Thunderbird 78からThunderbird 91への自動更新は、Thunderbird 78の最終バージョンのサポート終了(2021年11月2日以降)と同時に始まると見込まれます。言い換えますと、安全にThunderbirdを運用し続けるためには、あと2ヵ月少々でThunderbird 91への移行を完了することが推奨されます。

Thunderbird 91のリリースノート有志による日本語訳)にはThunderbid 78からの変更点が多数記載されていますが、技術的な詳細に踏み込んだ項目が多く、エンドユーザー観点では影響度合いを読み取りづらい部分があります。そこでこの記事では、「法人運用で具体的にどのような影響があるか」という切り口で、代表的な変更点を紹介することにします。

もっと読む

OSSの法人向け技術サポート業務の中で行った、Thunderbirdへのフィードバック事例

結城です。

先日、Thunderbird提供したパッチが開発版に取り込まれ、その後Thundebrird 78.8.0にも取り込まれる運びとなりました。

このフィードバックは、法人向け技術サポート業務で受けたお問い合わせが起点となって行った物でした。この記事では、お問い合わせからフィードバックまでの経緯を簡単に振り返ってみたいと思います。

もっと読む

Flex Confirm MailとRedmine連携のThunderbird 78対応版をリリースしました

結城です。以前に書いたアドオンのThunderbird 78対応状況についての記事の続報です。

もっと読む

Thunderbird 78に未対応のアドオンのThunderbird 78対応の現状と課題について

Mozillaサポート業務に従事している結城です。

もっと読む

Firefox ESR68の法人ユーザーは、Firefox ESR78にどう備えるべきか?

来たる6月30日、Firefox ESR78がいよいよ正式にリリースされます(予定)。ESR版としてや1年ぶりのメジャーアップデートです。現時点で既に(ESR版ではなく一般向けの)ベータ版が利用可能になっているため、そろそろ検証を始められている情シス担当の方も増えてきているのではないでしょうか。

もっと読む

設定変更時にのみ起こる問題の、原因となっている設定項目を特定する

FirefoxやThunderbirdは、MCD(別名:AutoConfig)ポリシー設定を使ってある程度の設定を集中管理できます。集中管理可能な設定項目の情報は当社のサポート業務で把握している頻出設定の一覧Mozilla公式のポリシーテンプレートの説明などで調べることができ、実際の運用では、これらの資料で得た情報に基づいて書き上げた設定ファイルをFirefox(Thunderbird)に読み込ませることになります。

もっと読む

Firefox 74以降でのアドオンのサイドローディングの代替

Mozillaの公式なアナウンスにある通り、Firefox 74以降のバージョンではアドオンの「サイドローディング」ができなくなりました。この変更は次のESR版であるESR78にも影響するので、主に企業ユーザー向けの情報として、対策・代替運用の情報をご紹介します。

もっと読む

Gecko Embedded 68ESR対応

はじめに

クリアコードでは Gecko(Firefox)を組み込み機器向けに移植する取り組みを行っています。 ククログ記事を長らく書いていませんでしたが、68ESRに移植する取り組みを行っていましたので、紹介します。

もっと読む