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メタプログラミングRuby

日本Ruby会議2010A Metaprogramming Spell BookというタイトルのRubyの魔術の話がありましたが、それはこの本の内容がベースになっています。

メタプログラミングRuby
Paolo Perrotta/角征典
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
¥ 3,024

Rubyはとても動的な言語で、ほとんどのことが実行時に決まります。このRubyの特徴はメタプログラミングと非常に相性がよいのです。「メタプログラミングとは、コードを記述するコードを記述すること」です。プログラムを実行して動的にプログラムを作っていくのです。

1冊まるごとRubyのメタプログラミング機能について書いてあります。RailsでWebアプリケーションが作れるようになってきて、少し余裕がでてきた人あたりにあっているのではないでしょうか。Railsはよくも悪くもメタプログラミングしまくっています。少しレールを外れたことをしようとしたらRailsの中に飛び込んで中を調べるようになるでしょう。そのとき、この本に書いてあることが役に立つでしょう。

この本のすごいところは、訳がとてもこなれていて読みやすいことと、サンプルコードがきちんと整形されていて読みやすいことです。

訳はMartin Fowler's Blikiの翻訳でお馴染みの角さんなので安心して読めるのは驚くことではありませんね。

コードがきちんとインデントされていて、スタイルが一貫しているのはとても好感が持てます。プログラミング関連の書籍にはきちんと整形されていなくて汚いソースコードが載っていることがあります*1が、コードもきれいに整形できない人が書いていることを誰が信用できるでしょうか。いくら役立つことを書いていたとしても、いくらすごいことをするプログラムであっても、信用することはできません。

この本は、日本語としてもRubyとしても読みやすくできているため、内容に集中することができます*2。Rubyのメタプログラミングについて知りたくなったら信用できるこの本を読んでみるとよいでしょう。Rubyをちゃんと知って、信用できるようになれば、「ダークサイド」に堕ちることもないでしょう。

*1 翻訳のものの方がそんな傾向が多い印象。

*2 最近読んだ技術書の中で誤植を見つけられなかったのはこの本くらいです。

タグ: Ruby
2010-09-13

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