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2014年10月30日(木)にリーダブルコードワークショップを開催予定

クリアコードは社名の通り、クリアなコード(書いた人の意図が明確なコード)を大事にしている会社です。自分たちが日々クリアなコードを書くことはもちろんですが、自分たち以外の人たちもクリアなコードを書いて、世の中のクリアなコードが増えていくとうれしいと考えています。

リーダブルコードの解説を書いたこともクリアなコードを広めることにつながると考えています。理解しやすさを大事にしているリーダブルコードと、書いた人の意図が明確であることを大事にしているクリアなコードは、同じ方向性だという考えです。そのため、SEゼミでの学生向けのリーダブルコード勉強会も私たちにとっては大事な活動でした。

この度、リーダブルコードの翻訳者の角さんからの紹介で、2014年10月30日(木)に社会人向けの有料のリーダブルコードワークショップを開催することになりました。アジャイルアカデミーの実践リーダブルコードという講座がそれです。

好評だったSEゼミの内容をベースに社会人向けにアレンジをした内容になります。リーダブルコードを読んだけどリーダブルコードは書けない、という人は「読み手の視点」が欠けています。落ち着いて考えてみれば、読み手の視点がないと読み手が理解しやすいコードを書くことは難しい、ということは「たしかにその通り」という話です。たくさんコードを読んでいる人ほど読みやすいコードを書いていませんか?

このワークショップではリーダブルコードを書くために必要な「読み手の視点」を実際に体験します。読み手の視点を意識しながらコードを書くことで、日々、リーダブルコードを書くことができるようになります。リーダブルなコードが当たり前の世界です。

リーダブルコードを読んだけど実践できていないという方のご参加をお待ちしています。

なお、このワークショップで使う資料はGitHubで公開しています。CC BY-SA 4.0(著作者:株式会社クリアコード)のライセンスの範囲で自由に利用できます。詳しい内容が気になるという方は確認してみてください。

なお、このワークショップでは実際にコードを書きます。書いたコードはGitHubにpushしていきます。そのため、検索すればだれがこのワークショップに参加したかわかります。もし、ワークショップに参加したいけど、参加したことは秘密にしたいという方がいましたら、クリアコードのお問い合わせフォームからお問い合わせください。

ワークショップ内でGitHubを使うのはコードを共有するためです1。自前で共有する仕組みを作るより、既存の仕組みを使った方が、参加者の準備2も講師側の準備3も楽になるためGitHubを使っています。もし、GitHubを使うことが参加の障害になるようであれば、別の方法を検討します4

あわせてもう一度読みたい:リーダブルコードの解説

  1. 「コードを交換する」というこのワークショップの肝になる部分でコードを共有します。

  2. リポジトリーへのアクセス手段のセットアップなど。

  3. ワークショップ用に専用ローカルリポジトリーをセットアップするなど。

  4. たとえば、Bitbucketを使うなど。Bitbucketは無料プランでも非公開リポジトリーを作れます。