ククログ(61)
Apache Arrow 0.3.0リリース(翻訳)
Apache Arrowの開発に参加している須藤です。Apache Arrowのコミッターにならない?と打診がきたので、そろそろコミッターになるかもしれません。最近、私以外の人がここに書くことが増えたので、わかりやすいように(?)私が書く時は記名して書くことにします。今回から。
Fluent Loggerの信頼性を高めるには
はじめに
Fluentdにログを送る方法として、Fluent Loggerを使う方法があります。 RubyやJavaにはそれぞれfluent-logger-rubyやfluent-logger-javaなどのFluent Loggerがあり、よくメンテナンスされています。 この記事ではFluent Loggerを使ってFluentd v0.12またはv0.14にログを送信する時にどのようにするとより確実にログ転送ができるようになるかを解説します。
脆弱性を見つけるコードレビュー(OSコマンドインジェクション)
はじめに
日本では東京オリンピックに向けてサイバーセキュリティ強化の機運が高まっていますが、ソフトウェアの脆弱性を利用した攻撃は増加し続けています。 最近では、Apache Struts2やWordPressの脆弱性を利用した攻撃により、Webサイトの改ざんや情報漏えいなどが発生し、社会的に大きな影響を及ぼしています。
Microsoft ExcelやLibreOfficeのスプレッドシートをフリーソフトウェアの法人向けサポート事業に活用する
クリアコードのフリーソフトウェア・OSSの法人向けサポートサービスでは、お客様向けの納品物としてExcel形式のワークシートや目視確認用の検証手順書を提供する場合が度々あります。この記事では、そういった納品ドキュメントの作成と更新の手間を軽減するために行っている工夫の一部をご紹介します。
LibreOffice Calcのスプレッドシートの変更点をgit diffで見られるようにする
プログラマーは基本的にプレーンテキスト形式が好きな生き物で、ドキュメントならMarkdown、表形式のデータならCSVが定番です。プレーンテキスト形式だとシェルのコマンドや簡単なスクリプトで容易に加工できますし、Gitリポジトリなどに格納した状態でも変更点を追いやすいです。
Firefoxのアドオンが認識されなくて困った時の確認方法
はじめに
Firefoxのアドオンを個人でインストールする場合、Firefoxのアドオンマネージャを経由するか、Add-onsサイトからインストールすることでしょう。
Fluentd v0.14で導入されたstorageプラグインとは
はじめに
Fluentd v0.14では新たにstorageプラグインという新しいタイプのプラグインが導入されました。
FluentdをインストールしただけではJSON形式により保存される storage_local プラグインしかありませんが、このstorageプラグインはFluentdのプラグインのインスタンスが保持する値をKVSに集約することにも使用することができます。
fluent-plugin-geoip の geoip2 対応した話
fluent-plugin-geoipというIPアドレスから国や州・県などの情報を取得してレコードを加工するFluentdのプラグインがあります。