Mozilla(3)
WebExtensionsのNative Messaging Hostが動作しなくなる問題と、その予防方法
結城です。
先日、当社製ThunderbirdアドオンのFlexConfirmMailとList Addons in Windows' Programs(以下、LAWP)について、「これらを同時に使用するとFlexConfirmMailが動作しなくなる」というお問い合わせを頂きました。 調査の結果、この現象はアドオン開発時に使用するNative Messagingという機能の使い方に起因するものであったことが分かりました。
この記事では、主に開発者向けの情報として、トラブルシューティング事例としてこの不具合の原因調査の過程を紹介しつつ、FirefoxおよびThunderbirdのアドオンの開発時のNative Messaging使用時の注意点を説明します。
Firefoxの更新後にWebサービスのデスクトップ通知が表示されなくなった場合の対処法
結城です。
最近、Firefoxを更新されたお客さまから「LINE WORKSの通知が表示されなくなった」というお問い合わせを頂きました。 詳しく調査したところ、これはFirefox 107以降での仕様変更が影響しており、通知を表示するにはFirefoxの設定を変更する必要があると分かりました。 本記事では、調査の経緯ならびにその結果判明した設定内容について解説します。
なお、本記事で取り上げるのはLINE WORKSでの事例となりますが、他のWebサービスでも同様のトラブルが発生する可能性がありますので、参考にして頂ければ幸いです。
Firefoxのポリシー設定のExtensionsとExtensionSettingsの使い分け
結城です。
Firefoxのポリシー設定には、名前も役割も非常に似ているExtensionsとExtensionSettingsという2つの設定があります。
この度、これらの違いについてお客さまからお問い合わせを頂く機会がありました。
この記事では、この両者をどう使い分けるのか、どちらを使えばよいのかを解説します。
FirefoxのDisableThirdPartyModuleBlockingポリシーとSKYSEAの競合と、その回避
結城です。
Firefox 110以降(ESR版ではFirefox ESR115以降)において利用可能になったポリシー設定の1つに、DisableThirdPartyModuleBlockingがあります。
この度、SKYSEAを導入されているお客さまの環境でこのポリシー設定を有効化しようとして、SKYSEAとの間で互換性の問題が発生しました。
以下、このポリシー設定がどのような意味を持つ物なのか、SKYSEAとどのように競合するのか、そして、競合をどのようにすれば回避できるのかを解説します。
Thunderbird 102利用者に贈る、Thunderbird 115の変更点
結城です。
去る7月11日、Thunderbird 115がリリースされました。 現在の最新版は、8月30日付けでリリースされたThunderbird 115.2.0となっています。
前のメジャーバージョンであるThunderbird 102は現在もまだサポートが継続しており、Thunderbird 102が自動更新を通じてThunderbird 115に更新されるようになるのは、Thunderbird 102のサポートが終了してからとなります。 具体的には、Firefox ESR102のサポートが終了する9月26日以降になると見込まれます。
Thunderbird 115での変更点は、法人運用に大きく影響する物、影響が軽微な物、変更を元に戻せる物・戻せない物、変更が強制的に適用される物・されない物、管理者側で制御できる物・制御できない物など、様々な項目があります。 この記事では、Thunderbird 102を運用中の法人ご担当者さま向けに、Thunderbird 115での代表的な変更点をご紹介します。
Firefoxサイドバーへのショートカットキーを無効化する方法
林です。
Firefoxでは、サイドバー(履歴、ブックマーク)へショートカットキーを使ってアクセスできるようになっています。 本記事では、便利そうに思えるサイドバーへのショートカットキーをあえて無効化する方法を紹介します。
Thunderbirdを既定のクライアントに設定しても他のアプリからOutlookが起動され続けてしまう問題を解消する
結城です。
当社のThunderbirdサポートのお客様から、「Thunderbirdを既定のメールクライアントに設定しようとしているのに、既定のクライアントにならない」というお問い合わせを頂きました。
Thunderbirdの設定画面から既定のメールクライアントに設定する操作を行ったり、Thunderbirdを再インストールしたり、あるいはWindowsの設定でmailto:の関連付け先をThunderbirdに設定したりしたにもかかわらず、Office 365(デスクトップアプリ版)のExcelでドキュメントを「共有」しようとすると、ThunderbirdではなくOutlookが起動されてしまう、という状況です。
この記事では、問題の解決方法と発生原因を説明します。
Thunderbirdで特定のメールフォルダーが重複表示されたり内容が表示されなくなったりする問題の原因と回避策
結城です。
先日、Thunderbirdをお使いのお客さまから「旧PCから新PCにThunderbirdのユーザープロファイルを移行したところ、一部のメールフォルダーが重複して表示されるようになった」とお問い合わせを頂きました。
調査の結果、残念ながら詳細な原因の特定には至りませんでしたが、現象発生時の詳しい状況と回避策については明らかにできました。 そこで、同様の現象に遭遇された方向けに情報を公開したいと思います。
WebExtensions用Native Messaging HostをmacOS向けに安全に配布する
結城です。
Firefox、Thunderbird、Google Chrome、Microsoft Edgeなどのアプリケーション用の拡張機能(WebExtensions)は、セキュリティ上の制限のために、任意のローカルファイルへのアクセスや外部の任意のプロセスの起動といった処理を行えません。 そういった処理が必要な場合は、処理を代行する小型のネイティブアプリケーションであるNative Messaging Hostを別途開発して、API経由で実行する1必要があります。
当社のメール誤送信対策製品「FlexConfirmMail」のThunderbirdアドオン版も、一部の機能でNative Messaging Hostを使用しています。 このNative Messaging Hostは今までWindows用の物のみを提供していましたが、当社の法人向けThunderbirdサポートサービスのお客さまからのご要望に基づいて、FlexConfirmMail 4.1.5からはmacOS用のバイナリも提供するようになりました。 この過程で、macOS向けにNative Messaging Hostを頒布する際の知見が溜まったため、その要点を簡単に解説します。
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Native Messaging Hostだけは例外的に、ネイティブアプリケーションであってもAPI経由で起動できるようになっています。 ↩
Firefoxでウェブからダウンロードしたファイルの扱いを指定する方法
はじめに
Firefoxにはダウンロードしたファイルをどのアプリケーションで扱うか指定するためのポリシーがあらかじめ用意されています。 そのため、特定の拡張子のファイルを任意のアプリケーションで開くようにあらかじめカスタマイズする、というようなことができます。
今回は、Firefoxでウェブからダウンロードしたファイルの扱いをポリシーを使ってカスタマイズする方法を紹介します。