Mozilla(4)
Firefox ESR 102に更新して特定のWebサイトが証明書のエラーで接続できなくなった場合への対処方法
はじめに
Firefox ESR 102 1 がリリースされてしばらく経過し、組織内のブラウザをESR 91からESR 102へと移行済みのところも増えてきました。 そのなかで、特定のWebサイトに関して、ESR 91まではアクセスできていたのにESR 102ではアクセスできなくなったというお問い合わせをいただくことがあります。
今回は、Firefox ESR 102にアップグレードすることで特定のWebサイトに接続できなくなるケースへの対応について解説します。
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ESRはExtended Support Releaseの略で、延長サポート版のFirefoxのこと。記事執筆時点の最新版はESR 102.5.0。 ↩
FlexConfirmMail(Thunderbird版)の推奨設定
結城です。
当社のメール誤送信対策製品「FlexConfirmMail」のThunderbirdアドオン版は、契約顧客からのご要望に応えるための改修を重ねてきた経緯もあって、多数の設定項目があります。 そのため、尻込みして使うことをためらったり、有効な設定の仕方が分からずあまり妥当でない設定の仕方をしてしまったりするケースがあるようです。
当社では自社内においても、ThunderbirdとFlexConfirmMailの組み合わせでの使用を推奨しています。 この記事では、これらの導入手順と当社の自社内向けの推奨設定1について解説します。
※2024年9月時点の設定項目に合わせて更新しました。
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Thunderbird 128およびFlexConfirmMail バージョン4.2.3時点での物(2024/09更新)。 ↩
Firefoxのメタインストーラーをカスタマイズ・更新する方法
はじめに
クリアコードでは、Firefoxサポートサービスの一環として、お客さまからの要望に基づいてカスタマイズしたFirefox(メタインストーラー)の提供もしています。 その際、Firefoxをお客様自身でもカスタマイズもしくは更新できるように、メタインストーラーの生成ツールもあわせて提供しています。
Firefox ESRのマイナーバージョンアップの際には、更新方法に関するお問い合わせをいただくこともあるので、 今回はメタインストーラーの作成キットを用いたカスタマイズ・更新する方法を説明します。
FirefoxでUI上からHTTPログを採取する方法
はじめに
Firefoxには、UI上からHTTPログを記録する仕組みがあります。 今回はESR78以降で正式に導入された、比較的新しめのHTTPログを採取する方法を紹介します。 Firefoxでウェブサイトへのアクセスに問題が発生したときの解析に役立つはずです。
Firefox ESR102以降で古いバージョンのTLSと3DESを有効にしてサイトにアクセスする方法
はじめに
クリアコードでは、Firefoxサポートサービスの一環として、お客さまからの要望に基づいてカスタマイズしたFirefoxの提供もしています。 要望のなかには、古いバージョンのTLS(1.0/1.1)での3DESの使用というものがあります。 古いバージョンのTLSの使用は情報セキュリティの観点からは非推奨なのは言うまでもありませんが、この要望で想定されているのは、システムの移行が済んでおらず塩漬けとなっている業務システムにアクセスする必要があるような場合です。
今回は、そのような事例に対応するために、Firefox ESR102ではどのようなカスタマイズが必要なのかについて説明します。
Thunderbird 102の法人向け変更点ご紹介
結城です。
去る2022年10月13日、Thunderbird 102.3.3がリリースされました。 これと同時に、9月20日付けでリリースされたThunderbird 91.13.1のサポートが正式に終了し、自動更新を通じて91.13.1の次のバージョンとしてThunderbird 102が提供されるようになりました。 管理者側で自動更新を停止している場合を除き、すでに更新が適用された環境がほとんどなのではないでしょうか。
この記事ではThunderbird 102のリリースノートに記載されている変更点のうち、特に法人利用へ影響がありそうな項目を抜粋して紹介します。 Thunderbird 102の変更の影響度を測りかねてまだ更新を適用できずにいる環境の運用担当者の方に、参考にして頂ければと思います。
作業環境からアクセスできないホストのTLS証明書に関するブラウザーの挙動を検証する方法
はじめに
クリアコードでは、Firefoxサポートサービスの一環として、お客さまからの要望に基づいてカスタマイズしたFirefoxの提供もしています。 要望のなかには、特定のホストの証明書の例外を自動的に承認したいというものがあります。
例外として登録しておくサーバーがお客様の環境からしかアクセスできない事例もあり、要望の通りにカスタマイズできているかを事前に検証するためには、 テスト用の証明書を用意して確かめる必要がでてきます。
今回は、先述のFirefoxのカスタマイズの検証を例として、TLSで通信する特定のホストを対象としたブラウザーの動作をローカルで検証する方法を紹介します。
Firefoxの強制シングルプロセス動作と、シングルプロセス動作時のリスク
現行バージョンのFirefoxは、原則としてマルチプロセスで動作しています。 この記事では、Firefoxのマルチプロセス動作を無効化した時に起こる問題の例を紹介します。
Firefox ESR91.2のリリースとFirefox ESR78のサポート終了について
来る11月2日に、Firefoxの法人向け長期サポート版であるFirefox ESR1の、1つ前のメジャーバージョンにあたる「Firefox ESR78」のサポートが終了します。
Firefox ESRは現在、ESR91とESR78の2つのバージョンが存在しており、10月5日には、それぞれのセキュリティアップデート版であるESR91.2とESR78.15がリリースされる見込みです。 このうちESR78.15はESR78の最終バージョンになる予定で、ESR91.2のリリースをもってESR78はサポートが終了する旨予告されており、以後はESR91への移行が強く推奨されています。
当社では、Firefox ESR78からESR91の間の変更点のレポートを公開しており、このレポート中では大きく分けて11点の変更を詳細に紹介しています。 この記事ではその中で特に、日本での法人利用に影響が出ると考えられるものを4点抜粋してご紹介します。
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Extended Support Release。通例、1年間のセキュリティアップデートが提供され、その間は機能的な変更は行われない。 ↩
FirefoxとWindowsのエンタープライズの証明書の読み込み順と有効期限の取り扱いの詳細
結城です。
Firefoxは、Windowsの証明書データベースからエンタープライズの証明書を自動的にインポートする機能を持っています。Firefox 52で機能が実装された当時の記事では、機能の概要と検証の方法を紹介しましたが、今回はさらに踏み込んで、Firefox(Nightly 94.0a1時点)の証明書周りの実装の詳細を、対応する実装箇所を示しながら紹介してみます。