ククログ(17)
Firefoxでウェブからダウンロードしたファイルの扱いを指定する方法
はじめに
Firefoxにはダウンロードしたファイルをどのアプリケーションで扱うか指定するためのポリシーがあらかじめ用意されています。 そのため、特定の拡張子のファイルを任意のアプリケーションで開くようにあらかじめカスタマイズする、というようなことができます。
今回は、Firefoxでウェブからダウンロードしたファイルの扱いをポリシーを使ってカスタマイズする方法を紹介します。
第二回クリアコード・万葉合同ボウリング大会
付け焼刃のボウリング講座を受けて、概念と理想だけを詰め込んで第二回合同ボウリング大会に参加した吉本です。
2020年の第一回合同ボウリング大会に続いて、しばらくぶりの開催でした。
メールフィルタープラグインであるmilterをPythonで簡単実装! - milterを実装できるようになろう編
以前の記事で、milter managerというメールフィルタを管理するための自由ソフトウェアを、GObject Introspectionに対応させてバインディングを生成することについて紹介しました。
milter managerは従来からRubyでmilterを作るためのライブラリーを提供してきましたが、今回のGObject Introspection対応によって、Pythonでmilterを作るためのライブラリーも提供するようになりました。
前回の記事では、実際にPythonで書いたmilterを動かしてみることについて紹介しています。
今回は、milter managerの機能を使ってPythonでmilterを作る方法について詳しく紹介します。
なお本記事の内容は、milter manager v2.2.5についての説明になります。
メールフィルタープラグインであるmilterをPythonで簡単実装! - milterを動かしてみよう編
前回と前々回の記事では、milter managerというメールフィルタを管理するための自由ソフトウェアを、GObject Introspectionに対応させてバインディングを生成することについて紹介しました。
milter managerは従来からRubyでmilterを作るためのライブラリーを提供してきましたが、今回のGObject Introspection対応によって、Pythonでmilterを作るためのライブラリーも提供するようになりました。
今回は、milter managerの機能を使ってPythonで書いてみます。 また、書いたmilterを実際に動かす方法も紹介します。
GObject Introspectionによるバインディングの(ほぼ)自動生成
前回、Mesonを使ってGObject Introspection対応のビルドシステムを構築する方法の記事で、Mesonを使ってGObject Introspection対応のビルドシステムを構築する基本的な方法を、milter managerというメールフィルタを管理するための自由ソフトウェアを事例に説明しました。
GObject Introspectionに対応することで、RubyやPythonなどのバインディングを(ほぼ)自動で生成できます。 milter managerは、これによって生成したPythonバインディングを利用することで、Pythonでmilterを作るためのライブラリーを提供できるようになりました。
今回は、GObject Introspectionによるバインディングの生成と利用について紹介します。
世界最大の日本語音声コーパスと音声認識モデルをリリースしました
昨年から レアゾン・ホールディングスさん の音声処理研究のお手伝いをしていました。 本日、無事にローンチ(一般公開)できたので、 今回のプロジェクトについて書きます。
SupabaseでマネージドなPGroongaを使える!
PGroongaはPostgreSQLで高速に全文検索するための拡張ですが、 Amazon RDS や Azure Database for PostgreSQL などのマネージドなPostgreSQLでは使えませんでしたが 2022-12-16 からSupabase がPGroongaをサポートしました。
これによって、マネージドなPGroongaを使うことができます!
Fluentd v1.15.2 と v1.15.3 のリリースについて
2022年のApache ArrowのPMC chairの成果
2022年のApache ArrowのPMC chairだった須藤です。役割を終え、PMC chairが変わったので私のPMC chairの成果をまとめます。
私がApache ArrowのPMC chairになった経緯やPMC chairってなに?そもそもPMCってなに?などは代表取締役の須藤がApache ArrowのPMC chairに就任を参照してください。
Firefox ESR 102に更新して特定のWebサイトが証明書のエラーで接続できなくなった場合への対処方法
はじめに
Firefox ESR 102 1 がリリースされてしばらく経過し、組織内のブラウザをESR 91からESR 102へと移行済みのところも増えてきました。 そのなかで、特定のWebサイトに関して、ESR 91まではアクセスできていたのにESR 102ではアクセスできなくなったというお問い合わせをいただくことがあります。
今回は、Firefox ESR 102にアップグレードすることで特定のWebサイトに接続できなくなるケースへの対応について解説します。
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ESRはExtended Support Releaseの略で、延長サポート版のFirefoxのこと。記事執筆時点の最新版はESR 102.5.0。 ↩