ククログ(89)
札幌Ruby会議2012でバグを修正する方法とクリアなコードの作り方について話します
先日、札幌Ruby会議2012のプログラムが決定しました。クリアコードからは以下の2件が採択されました。
milter manager 1.8.3, groonga 2.0.3, mroonga 2.03
開発に関わっているフリーソフトウェアの中から最近リリースされたソフトウェアを紹介します。
The dRuby Book
2012年3月にdRuby作者がdRubyについて解説するという内容の本の翻訳(日本語から英語への翻訳)がThe Pragmatic Bookshelfから出版されました。
みんなで管理するapt/yumリポジトリに署名するキーの作り方
注: セキュリティーの専門家が書いた文章ではありません。セキュリティー面で心配のある方は専門家に相談することをお勧めします。
国際化サポート付きのYARD 0.8.0がリリース
Ruby用のドキュメンテーションツールであるYARD 0.8.0がリリース(英語)されました。0.8.0でついに国際化サポートが入りました!
テストをすっきり書く方法
はじめに
ソフトウェアを作るときには同時にテストも作ります。 テストを動かすことで、ソフトウェアが設計の通り動作しているかを確認できます。もし設計の通りに動作しない場合はテストが失敗し、ソフトウェアに期待する動作と現在の間違った動作が明確になります。 テストをすっきりと書くことができると、テストを読みやすくなり、また、きれいなソースコードのままで新しくテストを追加することができます。 今回は、そのすっきりとテストを書くための方法について説明します。
適切なサイズのコミットにする方法の案
以前、読みやすいコミットにする方法としてコミットメッセージの書き方と小さくまとまったコミットの具体例を紹介しました。今回は、小さくまとまったコミットにするためのより一般的な方法の案を紹介します。案としているのは、広く使えそうな気がしますが、思いついたばかりでまだ実例がないためです。この方法が使えそうな気がしたらぜひ試してみてください。
中小企業倒産防止共済制度
今回は、クリアコードで利用している中小企業倒産防止共済という制度について紹介します。中小企業倒産防止共済は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が提供している制度です。
Emacs上でカラフルにdiffを表示する
ソフトウェア開発は小さな変更の積み重ねです。ソフトウェア開発ではバージョン管理システムを使うことが当たり前ですが、バージョン管理システムはその変更の積み重ねを記録しています。変更はdiffと呼ばれ、ソフトウェア開発をしていれば頻繁に目にします。例えば、コミット前に変更を最終確認するためにdiffを見ます。また、誰かがコミットすればdiff入りのメールで変更内容が関係者に通知されます。