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LTS版 Fluent Package v6.0.2をリリース

2026年2月27日にLTS版 Fluent Package v6.0.2をリリースしました。

本記事では、Fluent Package v6.0.2の変更内容を紹介します。

Fluent Package v6.0.2

Fluent Package v6.0.2では、以下の改善を行いました。

  • Rubyのバージョンを3.4.8にアップデートしました
  • 同梱のFluentdをv1.19.1からv1.19.2に更新しました
  • rpm: tmpfiles.dによってFluentdの一時ディレクトリーが消去されてしまった状態ではアップデートに失敗する問題を修正しました
  • msi: インストールがエラーで中断してしまうことがある不具合を修正しました

この記事では、Fluent Package v6.0.2の主な変更点を詳しく解説します。

変更内容の詳細

Rubyのバージョンを3.4.8にアップデート

Ruby 3.4.8には複数のバグと脆弱性の修正が含まれています。詳細はRuby 3.4.8 リリースノート をご覧ください。

同梱のFluentdをv1.19.1からv1.19.2に更新

Fluentd v1.19.2では以下の修正が含まれています。

  • 設定ファイルの自動読み込みによってエラーが発生しないようにしました
  • in_tailで読み取り権限のないファイルを読み込ませようとしたときのエラーを修正しました
  • out_forward利用時に不安定なネットワーク環境下で無限ループが発生しないように修正しました
  • gem: IPv6アドレスのエラーを解消するため最新のnet-httpを使うようにしました
  • バックアップ設定ファイルが読み込まれていそうな場合に警告できるようにしました

詳細については、Fluentd v1.19.2 をリリースで説明しているのでそちらを参照してください。

rpm: tmpfiles.dによってFluentdの一時ディレクトリーが消去されてしまった状態でアップデートに失敗する問題を修正

tmpfiles.dによって一時ディレクトリが削除されている状態で、 fluent-package v6.0.0もしくはv6.0.1へアップデートしようとすると、失敗する問題があったのを修正しました。

v6.0.0から入った処理に問題があったためで、更新前のバージョンに関係なく発生していました。 これからFluent Package v6 LTSへの更新を検討されているかたは、本v6.0.2以降を推奨します。

msi: インストールがエラーで中断してしまうことがある不具合を修正しました

v6.0.0のリリース時に、インストール時に実行されるメンテナンススクリプトの一部にPowerShellを採用しました。 しかし、PowerShellの実行に制限がある一部の環境では、インストールが中断されてしまうという問題がありました。

今回はそのような環境でも影響がでないように修正しました。

関連リンク

パッケージの入手先や、インストール手順については以下のリンク先を参照してください。

まとめ

今回は、Fluent Package v6.0.2のリリース情報をお届けしました。 本リリースでは、長期運用環境での安定稼働を支える修正を実施しました。

ユーザーの皆さまには、Fluent Package v6 LTSへのアップデートをご検討くださると幸いです。

Fluent Package v6 LTS へのアップデート手順を参考にアップデートを検討ください。

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