フリーソフトウェア
頑なに再代入しない!
頑なに再代入しない阿部です。
YAPC::Fukuoka 2025で頑なに再代入しない!というタイトルでトークします。
スライドも公開しますが、発表用のスライドのため十分な説明が記載されていないので、解説テキストを追加したブログ記事も残します。
実践!Perlのワンライナー ~Perlがあれば何でもできる~
Perl大好き阿部です。
YAPC::Fukuoka 2025でトークできることになりました。 内容の概要はこちらをご覧ください!
その内容がPerlにまったく関係ないので、Perl好きの断片を語るための記事です。
Inkscape: 拡張機能の開発に入門するよ!
2年に1回くらいInkscapeを使って図を描いている阿部です。
みなさんはInkscapeをご存知でしょうか。 すこぶるざっくりいうとお絵かきソフトです。
Inkscape: https://inkscape.org/
そのInkscapeには拡張機能というのがあって、便利な機能を開発して組み込めることを最近知ったので入門してみました。
公式ドキュメントの通りに進めていくと入門できるので、そこには公式ドキュメントにおまかせして、ドキュメントに書いていない補足情報とかを共有します。
Rundeck: サービスを再起動すると終了しないジョブが現れる
定期実行といえばcronの阿部です。
定期実行するときにみなさまはどのようなソフトウェアをご利用でしょうか? この記事はFLOSS1サポート業務でジョブ管理ツールのRundeckについて調査したのでその事例紹介です。
(本題と全く関係ないのですが、最近、systemdのtimerという機能でも定期実行できることを知りました。)
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"Free/Libre and Open Source Software"の頭文字から。自由ソフトウェアとオープンソースソフトウェアを包括的に表すときに使われる。 用語集 > FLOSS ↩
nginxでフォワード先を制限する際に気をつけるべきこと
こんにちは。データ収集ツールFluentdやWebサーバーnginxなどのサポートサービスを担当している福田です。
この記事では、nginxでフォワード先を制限する際の注意点を紹介します。
nginxをフォワードプロキシとして使うケースを考えます。 その際、セキュリティー等の目的でフォワードする宛先を制限したい、ということがあります。 これは一見簡単な設定で実現できそうかもしれませんが、実は注意するべき点が多くあります。
例えば、Hostヘッダー偽装(Hostヘッダーフォージェリ)に対処するため、$http_hostではなく$hostを使う、という話は有名かもしれません。
しかし、$hostはポート番号を含まないため、ポート番号も含めてフォワードするには工夫が必要です。
このように宛先制限には注意点があります。 本記事ではそれらを解説します。
BuriKaigi 2025のLTでOSS Gateの活動を紹介してきました
こんにちは。 OSS Gateのワークショップの企画・実施をここ数年担当している福田です。
2025年2月1日に開催されたBuriKaigi 2025において、OSS Gateの取り組みについて発表(LT)しました。 LTでは次のような話をしました。
OSS(オープンソース・ソフトウェア)の開発に参加したことはありますか? それはハードルが高いな、と思ったそこのあなた、実は少しコツをつかめば誰でも気軽に参加できるんです! OSS開発に興味がある方、世界を広げたい方、社員教育の題材をお探しの方などに、OSS Gateという面白い取り組みがあることを知っていただき、今後活用していただきたいです!
本記事では、このトークで伝えたい要点を紹介します! 合わせて、BuriKaigi 2025の様子も紹介します!
サポート事例紹介: nginxの最大接続数とreuseport
こんにちは。データ収集ツールFluentdのメンテナーの福田です。
今回の記事では、有名なWebサーバーアプリケーションであるnginxの最大接続数のチューニングについて調査した事例を紹介します。
最大接続数をチューニングするにあたり、reuseport設定とファイルディスクリプター数上限(worker_rlimit_nofile)を考慮する必要がある、という点が重要です。
この調査はクリアコードのFluentd法人様向けサポートサービスの一貫で実施したもので、 Fluentdとセットで周辺のフリーソフトウェアのサポートを実施した事例となっています。
nginxなどのwebサーバーの性能チューニングや、クリアコードの法人様向けサポートサービスに興味のある方は、ぜひ本記事をご覧ください。
OSS開発に参加する方法
こんにちは。7月にクリアコードに入社した藤田です。
クリアコードでは「フリーソフトウェアで稼ぐ」という理念をもとに、さまざまな活動がオープンになっており、 OSS開発もその一環です。
私が所属するチームは、Fluentdという拡張性の高いOSSのログ収集ソフトウェアを扱っています。 クリアコードに入社するとともに、新たなOSSに挑戦しております。
そこで、この記事では私なりのOSSに参加する方法についてご紹介したいと思います。 この内容に沿って作業されると、すぐにPull Requestを作成することができるかと思います。 それを足がかりにより大きな課題へ挑戦してみてください。
サポート事例紹介: Redisのフェールオーバーの原因調査
こんにちは。データ収集ツールFluentdのメンテナーの福田です。
今回の記事では、有名なインメモリデータベースであるRedisの障害調査を行った事例を紹介します。
また、この調査はクリアコードのFluentd法人様向けサポートサービスの一貫で実施したもので、 Fluentdとセットで周辺のフリーソフトウェアのサポートを実施した事例となっています。
Redisのトラブルシューティングや、クリアコードの法人様向けサポートサービスに興味のある方は、ぜひ本記事をご覧ください。
メール誤送信対策製品「FlexConfirmMail」に新しい警告設定が2つ追加されました
屋代です。ブラウザー・メーラーおよびそれらの拡張機能のサポートを担当しています。
メール誤送信対策製品「FlexConfirmMail」に新たな警告設定が2つ追加されました。具体的には次の2つです。
- 返信の宛先に「今まで含まれていなかったドメインのアドレス」が追加された場合に警告する
- 「組織内として扱うメールアドレスのドメイン名」または「社内ドメイン」に対し、アドレス単位での指定を可能とする
追加された設定により、よりきめの細かい指定が可能となります。 上記2つの機能は、2024年8月現在最新版として提供中のThunderbird版バージョン4.2.3、Outlook版バージョン22.7より利用できます。
設定内容としては上の文言どおりなのですが、より具体的にイメージしてもらいやすくするため、この設定が追加された経緯について少し説明します。
FlexConfirmMailをお使いのお客様から、次のようなご相談があったのがきっかけでした。